売掛金回収時の注意

売掛金を期日までにきちんと支払う事は、商売人として当然の行為です。掛取引ではその行為に対する信用を前提に、取引が成立しています。しかし取引先の中には、様々な事情から売掛金支払いの延期を申し出てくる会社もあるでしょう。そのようなケースでは、こちらとしてはどのような対応を取るべきなのでしょうか。まず、こちらが念頭に置かなければならない事があります。それは「売掛金未回収による不利益は圧倒的にこちらに多い」という事です。

どういう事かと言えば、もし「あの会社は売掛金未払いでも大丈夫みたいだぞ」との噂が広がってしまったら、他の売掛金にまで未払いが広がってしまうのです。さらに、金融機関に「あの会社は金銭の管理能力が低い」と判断された場合、こちらは新たな融資を受けられなくなります。こちらは一刻も早く、売掛金を回収する必要があるのです。売掛金回収にあたっては、注意すべき点が他にもあります。以下に列挙します。

何よりも注意しなければならないのは、消滅時効です。売掛金などの債権には消滅時効があり、未払い期間が一定期間を超えると債権が消滅します。そして、相手方の資力も考慮しておくべきでしょう。相手方の資力が低い場合には、売掛金回収を急ぐ必要があります。そして、支払い猶予の申入れにも注意してください。関係を重視して支払い期限を延期する場合には、確実に回収できるよう準備しておく必要があります。

当サイトでは、以上の3つの注意点について詳しく説明致します。なお、売掛金回収についてどうしても不明な点が生じたり、次にどうすれば良いのか分からなくなった場合には、速やかに弁護士に相談しましょう。